理系備忘録

理系経験者の雑記帳、書評など

読書中の本 20190112

ポスト資本主義(広井良典著・岩波新書)は、経済関係の内容は結構難しい。一方で、資本主義の次としては、自然エネルギーの利用、重要性が書かれているようである。深く読む価値はありそうである。熟読していこう。また資本主義の終焉と歴史の危機(水野和夫著、集英社新書)は、時代の区切りが分かりやすくい。12世紀以降の時代の流れ、波について、明確に書かれている。資本主義の始まりは、利子率を認めたことに始まるとしている。近年の利子率の低下から判断すると、資本主義が終わりに近い。一方すでに、資本主義は1970年代に終焉をしているが、科学技術、電子、情報技術により、延命している状況であるとしている。ポスト資本主義よりも読みやすそうであるが、経済に関する内容は、どちらもとっつきにくい。図書館で借りているものなので早く読もう。